HCR2011報告 本年も自助具相談コーナーを開設

10月5〜7日、東京ビッグサイトにおいて国際福祉機器展2011 が開催され、13ヶ国・1地域から510の会社と団体が参加し、2万点の福祉機器が展示されました。当初、震災の影響で出展応募が少なく、開催も危ぶまれたと聞きましたが、3日間で約12万人の来場者があり、例年並みの賑わいであったと思います。我々、自助具の部屋も、主催者の招請に応じて「自助具相談コーナー」を開設し、約40点の自助具の展示し、個別の相談と製作の依頼を受けました。
相談は新しいニーズを得るために重要ですが、相談件数は40件で昨年を下回ったのは残念です。しかし、「指の力が弱くライターが点火できない」と言った新しい相談や「首都圏のグループを紹介してほしい」との問い合わせも多く、関東地域のニーズの高まりを感ずることが出来ました。
製作依頼は13件で、こちらは昨年を上回りました。本年はストローホルダーの既製品を余分に用意し、4名の方に28ヶを会場で提供しました。次回からはゴルフ練習球を利用した鉛筆ホルダーや弱い力で開く洗濯挟みなど、会場提供品を増やしてはどうかと思います。
当ブースの来訪者の層は様々ですが、相変わらず女子学生の集団が多く、自助具を乱雑に扱ったり、元の場所に戻さないなどマナーの悪さに気分を害しましたが、まぁ秋葉原などをうろつくよりはましかと、腹の虫を治める場面もありました。
一方、リニューアルしたパンフレットが好評で、用意した1,500部でも足りず、その数から2,000人以上が我々のブースに立ち寄ってくれたと推定できます。他のブースより人だかりがあったことや、「ここが一番為になった」と言ってくれる人がいたり、タイの車椅子メーカーの社長からは、「タイに来て自助具の展示会は出来るか」と質問されて、自助具もいよいよ海外進出かと淡い期待を抱かされるなど、少々誇らしさを感じた展示会でありました。
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